元劇団四季団員で、4月からバレエスタジオを主宰する 佐藤 愛美(あみ)さん 中央林間勤務 36歳
挑戦続けるバレエダンサー
○…劇団四季の団員として「嵐の中の子どもたち」「マンマ・ミーア!」に出演。その後渡英し、現地のミュージカルでもメインキャストを務めた。今年4月、中央林間にバレエスタジオ「センターステージ」を開校する。「多様性が求められる時代。他人と比べるのではなく、一人ひとりが持つ個性を輝かせる場所にしたい。人生は自分が主役の”ステージ”。そんな思いを込めてこの名前にした」と真っすぐな視線で語る。
○…大船渡市出身。3歳からクラシックバレエを習い、歌ったり踊ったりするのが大好きな少女だった。子どもの頃から「活発で社交的、仕切りたがりな性格」。中学の運動会では女子生徒で初めて応援団の主将を任され、先頭に立ってチームを引っ張った。「応援の仕方もそれまでのバンカラなスタイルはやめて。皆が好きな歌やダンスを取り入れて楽しく団結できる雰囲気を作った」。
○…14歳のとき、ダンス雑誌の広告を見て憧れ、ニューヨークへダンスの短期留学に。本場のブロードウェイミュージカルやバレエに触れ、華やかな舞台に魅了された。高校は都内の演劇科に進学。寝る間を惜しんでダンスの練習と勉強に明け暮れた。記憶が曖昧なほど忙しない日々のなか、「気持ちが乗らなくても、足は稽古場に向けなさい。それじゃなきゃプロは務まらない」という恩師の言葉にはっとさせられた。その恩師とは卒業後、四季の入所式で再会。「来たわね、って口元がほころんでいたのを思い出す」と笑う。
○…地元の幼馴染と結婚し、3年前につきみ野へ。5歳になる息子と近所を散歩するのが息抜きだ。「つきみ野は空が広くて静か。息子と今日も平和だね〜と言いながら、パトロールしています」と頬を緩めた。
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