ママ中心の市民吹奏楽団「ヤマト クレール シンフォニー」の代表を務める 後藤 ゆかりさん 中央在住 38歳
やっぱり音楽が好き
○…結成2年目の市民吹奏楽団「ヤマト クレール シンフォニー」が12月18日にグリーンアップセンター内の草柳会館でクリスマスコンサートを開催する。団員11人中9人が子育て中のママ。赤ちゃんをおんぶしながら練習、子どもが泣くとあやすために演奏を中断することも多いという。「大きな会場ではないけれど、まずは楽しんでもらいたいですね」
○…7年前、中学時代の吹奏楽部の仲間にママ友として再会したことが結成のきっかけ。「ママブラバンを作りたい」という話から始まり、プロになった先輩や音楽経験のあるママ友も集まってきた。昨年6月には念願の楽団を結成した。担当はフルート。これまでピアノ、クラリネット、ファゴット、オーボエと色々な楽器を経験してきた。「新しいもの好きなので中学時代も顧問の先生に頼み込んで色々やらせてもらいました。今はフルートだけど、次会うときは別の楽器をやっているかも」と笑う。
○…転職先の楽器店で出会った夫と娘2人との4人家族。ピアノを習っている2人の愛娘も芸術に興味があるそう。常に音楽と一緒の人生、趣味も音楽一筋かと思いきや、エコクラフトに編み物、アロマテラピー、エアロビ、ヨガ、英語などかなりの多趣味。しかも全てママ友から教わっているのだそう。「おもしろそうなものはやっちゃおうという性格で、私が教えてあげることも。少し飽きっぽいんですけど、ブラバンだけは続けるって心に決めてます」と真剣な表情。
○…目下の目標は音楽を気軽に楽しんでもらう機会を増やすこと。「呼ばれればどこでも行きますよ。演奏したい曲がたくさんあってどれを削ろうか悩むけれど」。実はもう一つ個人的な目標がある。吹奏楽コンクールに出場すること。「マイペースな人もいれば、どんどん進みたい人もいる。様子を見てみなきゃ。でも、その前に団員を集めないと」と笑顔を見せた。
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