神奈川県央小売酒販組合 大和支部の支部長に就任した 牛山 保さん 西鶴間在住 56歳
人を魅了するアイデアマン
○…2月に行われた総会での承認を経て、支部長としてのスタートを切った。これまでは副支部長として支える立場だったが、これからは支えられる立場に。「酒販店を束ねる責任者として、みなさんのお力を借りながら、いろいろなことを企画したい。酒販店や蔵元などに、少しでもお役に立てれば」と、意気込む。
○…酒、特に県内に13ある蔵元については造詣も深く、思い入れも人一倍。「神奈川県の日本酒は、クオリティが高い。それをPRしていくことも我々、酒販店の仕事だから」。話を聞いていても、饒舌な会話と共に、次から次へとさまざまなアイデアがあふれてくる。各地で行われる食の展示会や酒関連のイベント、異業種の集まりなどにも頻繁に足を運び、最新の流行を捉えたり、新しい人たちとの人脈づくりにも積極的だ。今は、人を介して出会った大和のハーブ農家の人と、ハーブの地ビールづくりも企画中という。
○…生まれも育ちも地元の西鶴間。実家は、パンや文房具なども扱う駄菓子屋、地域の子どもたちのたまり場だった。酒店兼コンビニとなった今も、当時店に通っていた人たちが、自分の子どもを連れてやってくることも。自身は3人兄弟の長男として、小学校高学年の頃からは店を手伝った。西鶴間小、大和中から、横浜・旭区の横浜商科大高へと進み、卒業後は店舗経営の修行のため、おじさんの紹介で長野県の個人経営の生鮮食品スーパーに勤務。地元に戻ってきてからは、「仕事に役立つこともある」と専門学校に通い、調理師免許も取得した。現在は、母、妻と実家の店を切り盛りする。
○…趣味は車の運転。「1日200キロ運転しても大丈夫だよ」と、いたずらっぽく笑う。23時に店を閉めた後、妻の実家である山形まで夜通し走って、朝から法事に出席することも。「今日を一生懸命に生きる」を信条に、多くの人や物事との繋がりを育んでいく。
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