4月に発足した物流連絡協議会大和地区会の代表に就任した 新村 千成さん 市内下和田在住 47歳
物流の今と未来の橋渡し役
○…市内20の物流事業所が集まって発足した連絡協議会の初代会長に推された。神奈川県トラック協会の組織改編に伴い消滅した大和地区会を引き継ぐ形で発足した。防災や事故撲滅など、地元の物流業者として「社会的責任も担っているから」と産業フェアへの参加や横断旗の寄贈なども予算を工面し引き継ぐ予定。また「自分たちの年代も先輩たちに支えてもらった。若い人が運送業界に夢を持ってもらえるよう次のステージの準備を考えたい」と次代への橋渡しにも意欲を語った。
〇…事業は鹿児島から出てきた父が起こした。継ぐ気は全くなかった。高校時代は野球部に所属。ピッチャーとショートの「二刀流」で鳴らし、大学でも野球を続けるつもりでいた。しかし、大学受験に失敗。浪人中に父の会社でアルバイトをしたのが、運命だった。職人気質の先輩や仲間と一緒に仕事をするうち「一番になりたい」との思いが芽生える。翌年、大学に合格したが、進学を見送り、正式に入社した。「父には『(大学には)行った方がいいぞ』と言われたんだけど」と面目なさそうに微笑んだ。
○…「今でも不完全燃焼」と話すのが野球。高校時代の先輩後輩とチームを組み、大和市の大会では何度も優勝を飾っている。大会には監督兼選手の「二刀流」で参戦。最近は「練習もしていないし、ボールが揺れちゃって」と選手としての出場が危うくなりつつある。
○…複数の役職を掛け持ちする現在、健康面には心を配る。健康診断の結果が良くなかった2年前から一念発起、8kgのダイエットにも成功した。「心の不調は体に現れる。身体も車も健康第一」と胸を張る。それでも所属する各団体の会合では「全力で飲んじゃうんだよね〜」と人懐っこい笑顔を浮かべた。
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