市内在住の書家、吉田春翠さんが先月27日、鎌倉市へ作品を寄贈した。作品は縦横112cm。4から5世紀にかけての中国の詩人で「田園詩人」とも呼ばれた陶淵明(とうえんめい)の「帰去来辞」を書いたもの。1995年に日展入選している。吉田さんは日展の会友で、鎌倉書道協会の副会長を務める。
吉田さんは昨年、自身の活動50年を記念した展覧会を開催。その中でも「陶淵明詩」は「皆様にとても好評だった作品」と話す。
松尾崇鎌倉市長は「鎌倉を代表する書家の作品を頂いた。感動を味わってもらえるよう、多くの方が見られるようにしたい」と話す。
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