鎌倉産の梅を使った「かまくら梅酒」が今月3日、鎌倉市内40の酒販店で発売開始された。昨年に引き続き2年目。鎌倉酒類開発協議会(長嶋幸男会長)によるプライベートブランド(PB)の第3弾。
4500本限定で、720ミリリットル入りの1380円(税込)。建長寺、円覚寺、浄妙寺や市内農家で収穫された梅をブランデーに漬け込んだ。アルコール度数15%と口あたりがよく女性にも人気。昨年は発売間もなく完売したという。
製造元のマンズワイン(株)(山梨県甲州市)・手塚信一さんは、「一般的に梅酒は焼酎を使用するが、ブランデーを使っているので、まろやかです。飲み比べるとわかる」と説明した。
原料の梅は、昨春の冷害の影響から不作となり、収穫量は800キログラム弱だったという。そのため、同協議会では、今年は同じPBの「梅ワイン」(04年商品化)を発売せず、かまくら梅酒に絞った。同協議会は他にもPBとして市内産紅吾妻を使用した芋焼酎「吾妻鏡」も07年に商品化している。
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