先月18日、稲村ガ崎海岸で市民団体「鎌倉の海を守る会」(河合涼太代表)による「磯の自然観察会」が行われた。今回で13回目。
海で遊ぶ楽しさを知り、愛着を持ってもらうのが目的の子ども対象の観察会。毎年この時期に開催している。磯に負担をかけないように、参加は毎回20人以下に限定。募集は鎌倉市の広報で行う。今回は10人ほどが参加した。
稲村ガ崎の「姥ヶ谷(うばがや)」という磯で生き物を観察。潮が引き始める頃合を見計らって観察会がスタートした。
初めは恐る恐る海に入っていった子どもたちも、講師を務めた山田海人さんと高橋一夫さんの海の生物の解説にどんどん夢中に。大きな生きたサザエや海草・ヒトデなどを採取し、観察後は磯に返した。
「最近の子どもたちは、あまり海で遊ばない。これをきっかけに海を大切にしようという意識を持ってもらえれば」と河合代表は話していた。
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