市は市立小中学校、公立保育園、あおぞら園での給食や土壌の放射性物質測定のため、「食品・環境放射能測定装置」の購入を決定した。これに伴い購入にかかる補正予算案を市議会12月定例会に追加した。
機器購入にかかる補正予算額は、1830万円。文部科学省からの「小中学校の給食の測定は検出限界が1kg当たり40ベクレル以下の機器を選定する」という通知を満たすものを購入する予定だ。設置場所は山崎浄化センターで、ここで全測定を行う。補正予算可決後、来年4月からの使用開始を目指している。
給食の測定は毎日1校(1園)、2検体程度を予定し、分析時間は物質や容量により異なる。
今回の決定は、厚生労働省が内部被ばくの許容線量を大幅に引き下げる方針と、文科省からの測定器に関する通知を受けたことによる。これまでは市立小学校、公立保育園、あおぞら園は各校所有の簡易測定器や民間検査機関による測定方法で給食の測定を週1回ごとに行ってきた。
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