午前・午後とも全員合唱で開幕
第58回「鎌倉市小学校音楽会」が今月２日、鎌倉芸術館大ホールで開催された。主催は市学校教育研究会と市教育委員会。
音楽の授業の発表の場として５年生を中心に毎年開催されており、各校とも合唱と合奏を披露した。
午前・午後の２部構成で、それぞれの部の冒頭には、「せかいじゅうの子どもたちが」を、会場内の保護者らも全員起立して、児童と一緒に合唱した。
各校の曲目は、ドヴォルザークの「新世界より」といったクラシックの名曲から、「スターウォーズ」のテーマや、「江〜姫たちの戦国〜」メインテーマなど幅広い。選曲の経緯も、児童の考えたリズムを基に先生がアレンジしたものや、児童自身が選んだものなど様々だった。
中には、３月の震災の影響をうけた選曲もあり、冒頭に、代表児童らが大きな声で「被災地の人のためにメッセージ入りのトランプを作りました」「支援をすることの大切さと同時に、自分たちが今を一生懸命生きること、力を合わせて頑張ることが大切だと気づきました」などと言葉を述べた学校もあった。
参加校は、深沢小・小坂小・第二小・七里ガ浜小・今泉小・富士塚小・稲村ヶ崎小・第一小・玉縄小・山崎小・植木小・大船小・御成小・関谷小・西鎌倉小・腰越小・横国大附属小の、17校約１５００人の児童。
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