消費社会を見直すきっかけにしようと、2009年に始まった物々交換イベント「鎌倉一日無銭旅行」が先月25日、市内18店舗で開催された。窓拭きとチョコレート、食材と料理など各店工夫を凝らした方法で交換が企画された。
同イベントはカナダ発祥の「Buy NothingDay(無買デー)」という消費社会を見直す運動に端を発する。NPOかまわ主催で、3回目。無銭でいかに楽しめるかがテーマ。
御成町のソンベカフェでは衣類の物々交換市が行われ、親子連れなどで賑わい、参加者同士で物を交換する姿も見られた。実行責任者の宇治香さんは「一日くらいお金を離れて、人とのつながりを楽しんで欲しい」と話した。
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