鎌倉市総合防災課は、この度、市内の「土砂災害ハザードマップ」を完成させた。3月から4月にかけて自治町内会をとおして全戸に順次配布する予定だ。市による土砂災害のハザードマップ作成は初めて。今月14日には、市のホームページ(http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/sougoubousai/dosha_hm.html)で公開している。
市内を「大船・玉縄」「腰越・深沢」「鎌倉」の3地域にわけ、県が指定した「土砂災害警戒区域」414ヵ所すべてが色付きで表示されている。
また、一番身近な避難場所である「ミニ防災拠点」(市立小中学校全25校)や、必要に応じて市が開設判断を行う「避難所」(県立高校や私立校など11ヵ所)、状況に応じて市が追加開設する「風水害等避難場所」(公民館や寺社、幼稚園、保育園などの80ヵ所)が列記されている。
このマップ作成は、2007年から県が順次指定している土砂警戒区域を受けてのもの。昨年7月に市内の同区域指定が終了したため、市は同マップを作成。約256万円をかけた。
市総合防災課がけ地対策担当では「居住地の周辺を確認するなど、役立てて欲しい」と話している。
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