世界的な奉仕団体、ロータリークラブ(RC)の2780地区(横浜・川崎市を除く神奈川県内)ガバナーに7月1日付で、鎌倉RCメンバーの菅原光志氏が就任した。同地区には63クラブ2250人が所属しており、そのまとめ役を担う。
今年度(7月〜2013年6月)は、世界200カ国の頂点である国際RC会長に日本人として30年ぶり、埼玉県の八潮RCメンバー、田中作次さんが就いた。田中会長は「奉仕を通じて平和を」を掲げており、菅原ガバナーはそのメッセージを伝えるべく、2780地区の全クラブを11月までに公式訪問する。
菅原氏は、RCの活動について東日本大震災の被災地に医療機器や仮設トイレ、本、自動車など、被災地のRCを通じて様々な支援を行ってきたことを例に挙げ、「意義ある奉仕活動を行うためにも、一人ひとりが奉仕の気持ちを持って欲しい」と抱負を語った。なお、震災支援に世界のRCから800万ドルが寄せられたという。
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