世界初 飼育下五世と確認 新江ノ水のバンドウイルカ
元気に泳ぐ赤ちゃん（上）と母親のルイ＝新江ノ島水族館提供
新江ノ島水族館（堀由紀子館長）は8月14日、バンドウイルカ「ルイ」が６月１日に出産した赤ちゃんがＤＮＡ鑑定の結果から世界初の飼育下五世と確認できたことを発表した。
同館では、父親が飼育下四世のバンドウイルカ「アテネ」であることを目視で確認しており、メスの赤ちゃんが飼育下五世の可能性が高いことから、東海大学医学部基礎医学系分子生命科学の研究者である北夕紀氏らに鑑定を依頼。臍帯血を用いた鑑定で、飼育下五世であることが確認できた。
「赤ちゃんは母親のルイと、ブリーディング・プールを泳ぎ回り、授乳も正常で、すくすくと成長している」と同館では話している。
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