鎌倉版 掲載号:2013年1月1日号
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新春インタビュー 経済のエンジン回したい 黒岩知事、13年の抱負語る

政治

インタビューに答える黒岩知事
インタビューに答える黒岩知事

 新年の幕開けにあたり、本紙では黒岩祐治神奈川県知事に単独インタビューを行った。知事は「緊急財政対策」に取り組んだ昨年を振り返るとともに、再生可能エネルギー普及や給食改革など、新年度の取り組みに対する意欲を語った。

 ――昨年の振り返りをお願いします。

 「県財政の厳しさに直面し『緊急財政対策』に必死で取り組んだ年でした。『神奈川臨調』を設置しましたが、その中で県有施設の3年以内原則全廃などの厳しい意見もあり、それをどう具体化していくか、そのスタート台に立ったというところです。同時に、経済のエンジンを回すための仕掛けづくりを行いました。その一つが『京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区』の指定です。世界に輸出できる革新的医薬品・医療機器の開発・製造を目指すものです。また『さがみロボット産業特区』も国に申請しました。県央・湘南地域に生活支援ロボット産業の一大集積地を作ろうとするものです。また『第4の国際観光地』を目指す構想を公募、その第1号として城ヶ島、三崎漁港周辺地域を認定しました」

 ――県有施設の廃止等は、利用者サービスに直結します。

 「基本は、県が勝手に決めるのではなく、県民の皆さんや地元、関係市町村との対話によって進めていくということです。一方で『いのち輝くマグネット神奈川』の旗を降ろすことは絶対にありません」

 ――13年度の重点施策をお聞かせ下さい。

 「昨年仕込んだ経済のエンジンを回すための仕掛けを一つずつ形にしていくことが課題です。同時に就任以来言ってきた再生可能エネルギーの普及を推進します。太陽光発電はかなり普及してきていますが、”屋根貸し”システムを一気に普及させ、それを爆発的に伸ばします。ICTなどを活用した自立型エネルギー体系構築の動きとも連動し、『原発はなくても大丈夫』と言えるところまで全速力で進みたいと思います。それと、財政危機の本質的な問題である高齢化社会への対応です。”医食農同源”の考えに基づき『地産地消等の給食を目指す検討会』を立ち上げます。子どもの頃からしっかりとした食に対する考え方を身に付けさせ、その延長線上に病気にならない高齢者を増やしていきます」

 ――鎌倉の世界遺産登録について、夏までに答えが出ます。

 「私は、世界遺産登録は絶対実現できると思っています。ただ、渋滞問題を含め、その後の地域のあり方を鎌倉市や周辺市町と協力しながら総合的に考えていく必要があります」

 ――オスプレイの飛行・訓練に対し県民不安があります。

 「これは地元の理解がなく勝手にやってもらっては困る問題で、仮に厚木基地を使用する場合は、安全性の説明や具体的計画案の提示を求めているところです」

 ――新春メッセージを。

 「今年は明るさを皆さんが感じてもらえる年にしたいですね。経済のエンジンを回し景気が良くなれば、財政状況も改善できます。だから、明るく行きましょう―」
 

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