不正通行対策強化月間 NEXCO東日本 「ETC走行前に確認を」
横浜新道や第三京浜道路、横浜横須賀道路を管轄するNEXCO東日本では、2月を「不正通行対策強化月間」に定め、ETCレーンの安全かつ、適正な通行を呼びかけている。
同社管内のETCの普及率は現在、約85%。レーンを通過する際は有効期限内のETCカードを車載器に正しく挿入し、十分な車間距離をとって時速20Km以下で進入することが原則となっている。
これらの原則が守られていない場合には開閉バーは開かず、路側表示器に「停止」の文字が出るが、後続車が迫り、安全に停止できない等の理由でバーを押し開いて通過してしまう例も少なくない。通過後、一定期間放置すると故意に通行料金を免れる不正通行と同じく、道路整備特別措置法により30万円以下の罰金が科せられることになる。
後日課金の申し出は増加傾向に
横浜新道の戸塚料金所は、同社が管理する関東地方の道路の中でも、こうした未払通行・不正通行が特に多いと言い、ETCカードの有効期限や挿入確認を促すポスターをサービスエリアなどに掲示して周知しているほか、悪質者に対しては警察に告発するなどの取り組みを行っている。
万が一、バーを押し開いて通過してしまった場合には「NEXCO東日本お客さまセンター」(0570・024・024)へ申し出ることで調査確認の上、料金を支払うことができる。後日課金の申し出は前年より増加しているものの、未払い通行等の撲滅には至っておらず、引き続き周知を続けていく。
また、二輪車で走行中に開閉バーが開かなかった場合は、重大事故につながるおそれがあるため、その場には停止せず、バーを避けてレーンから速やかに退避し、安全な場所からお客さまセンターへ申し出てほしいとしている。
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