市内津地域の老人会結成に向けた準備のための会議が2月22日、津町内会事務所で行われた。
会議には同会役員候補の8人が参加。名称や会則、活動計画、役員候補などの議案が検討された。
会議の結果、会長には市内津西に住む二宮康江さん(70)が、会の名称には「腰越・津いきいきクラブ」が仮決定された。議案は、4月15日(月)に腰越行政センターで行われる「老人会結成総会」で正式に承認される。
同会結成の発起人の一人で、総務を担当する石井信さん(73)によると、津の老人会は、ここ30年ほどの間に宅地開発などで居住者が増加し、「次第に地域の関係が薄れて立ち消えの状態」だった。地域のコミュニティ活動を希望する高齢者は、近隣の町内会の老人会に参加していたという。
腰越・津の地域は市内でも高齢者の割合が高く、数年前から、「津にも老人会を」という声が高まっていた。また、2016年に腰越地域老人福祉センターの開設が予定されていることも、今回の結成の大きな要因となった。
サークル活動などを企画
津老人会は同町内会地域内に住む60歳以上の人が対象で、2月22日現在、男性13人、女性28人の計41人が会員に応募している。今後の活動として、子供会や町内会の催しへの積極的な参加、共通の趣味を持った人らによるサークル活動、敬老の日のイベントなどを企画する。
石井さんは、「高齢者が何かやりたくても活動の場が無いのが現状。家に閉じこもりがちなお年寄りに外へ出てきてもらって、楽しく過ごしてもらえれば」と話した。
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