4月14日告示、21日に投開票が行われる鎌倉市議会議員選挙。本紙の取材に対し、新人4氏が立候補の意向を表明した。(3月6日起稿)
上畠寛弘氏(25)は市内今泉在住。慶應義塾大学で社会安全政策や地方自治体の財政を学び、卒業後は日本マクドナルド(株)人事本部で労務問題に携わった。
「若さと民間企業での経験を市政に活かしたい」として、地域住民の生活満足度に基づいた人事評価の導入や人材の官民交流の促進、鎌倉のブランド力を活かしたシティーセールスの推進、災害対策の充実などを掲げる。自民党公認予定。
織戸晃氏(65)は、市内岩瀬在住。慶應義塾大学法学部卒業。商社マンとして、19年間の海外駐在を含め38年間勤務。その後は慶應高校軟式野球部監督として青少年育成に携わる。
「奉仕の精神と身を切る覚悟」を掲げ、行財政改革、小学校時からの外国人講師による英語教育の促進、団塊世代などのシニアを核に、青少年との交流の活発化や地域社会の活性化に取り組みたい、とする。無所属。
高堀富美子氏(47)は市内腰越在住。昭和女子大学卒、トルコ国立ミマール・シナン芸術大学大学院修了。JICAシニアボランティアとしてトルコとバヌアツで芸術指導にあたった。
「超高齢社会を見据え高齢者が住みやすい街づくりが急務」として、近隣市町村と連携した介護サービスの導入や介護要員の増員による在宅サービスの充実、介護予防などに取り組みたい、とする。無所属。
渡辺一雄氏(46)は、市内城廻在住。上智大学法学部卒業。保険会社勤務、国会議員秘書を経て、現在ボランティア活動に注力。東日本大震災被災地へ50回、180日入り支援。「ふんばろう東日本支援プロジェクト」鎌倉支部長。
「ハードではなくソフト面の強化を」とし、一人ひとりの防災意識の向上を提言。「災害に強い鎌倉」を目指し、防災教育の徹底を訴える。無所属。
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