「混声合唱団ムジカおさらぎ 第25回記念演奏会」が4月6日、鎌倉芸術館大ホールで開催された。
同合唱団は、1988年に生涯学習センターで開催された「高年者合唱教室」の参加者らが中心となって、1991年に結成された。60歳以上を参加資格としており、現在の最高齢は98歳。312人が在籍し平均年齢は77・4歳になる。
この日のコンサートでは「主よ、人の望みの喜びを」(バッハ)、オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」(ヘンデル)などの宗教曲や、歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」(ヴェルディ)など幅広いレパートリーが披露された。
また同合唱団では1994年以降、定期演奏会をチャリティーコンサートとして、来場者と団員の浄財を阪神大震災義援金、横浜YMCA対人地雷をなくす会、東日本大震災津波遺児あしなが育英会などに寄付しており、その総額は昨年で1千万円を超えている。
発足当時から指導や指揮を行っている佐藤ゆりさんは「好きな歌を歌うことで、未来を担う子どもたちや社会への貢献にもなる、ということがエネルギーになってきました。これまで支えて下さった皆さんに感謝したい」と話していた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|