腰越で福祉施設を運営する社会福祉法人「聖テレジア会」(澤宏紀理事長)は、4月6日、新施設「聖マリア棟」完成に伴い、祝福式と竣工式を行った。
今回の新施設建設は、同法人が県の地域医療再生計画事業の交付金を基に、昨年6月から進めてきたもの。重症心身障害児施設「小さき花の園」の病床をこれまでの52床から72床へ拡充し、周産期医療の後方支援の充実を目指す。
建物は1994年に新病棟に移行した「聖テレジア病院」の旧病棟跡地に建設。1階部分に小さき花の園の外来診療と病床が入り、残りの2、3階には敷地内別棟の「聖テレジア病院」「特別養護老人ホーム七里ガ浜ホーム」のリハビリ訓練室や食堂などが設けられた。これまで独立していた各施設の一部機能が集まる、同法人初の複合施設となる。
澤理事長は「地域の方にも活用して頂ければ」と話している。
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