地震による津波を想定した一斉避難訓練(市主催)が7月3日、沿岸部の町内会・自治会26団体が参加し行われた。複数の自治会で一斉に避難訓練を実施するのは今回が初めて。
当日は午後1時30分に大地震が発生したと想定。2分後にサイレンが鳴ると、地域住民は自宅から所定の避難所まで徒歩で移動した。長谷自治会が指定している避難所の一つ、鎌倉文学館には約50人が集まり、自治会のブースでは「サイレンが聞こえにくかった」「自宅から一番近い避難所が分からない」といった声が寄せられた。
訓練に参加した31歳の女性は「引っ越してきたばかりで道順に自信がなかった。小学生の子どもと一緒に確認できて良かった」と感想を語り、68歳の女性は「事前に避難所に行くことが分かっていたから準備してから出た。いざという時のためにも日頃から準備しなくては」と話した。
市では住民へのアンケートを今後の避難計画策定などに活かす考えという。
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