小津監督のドキュメントも
映画の予告編を集めた「予告篇ＺＥＮ映画祭」が11月30日（土）から12月８日（日）まで円覚寺と浄智寺を会場に行われる。ＮＰＯ法人湘南遊映坐が主催で、今年で６回目。
今回のテーマは「北鎌倉で小津三昧」。今年が鎌倉ゆかりの映画監督小津安二郎の生誕１１０年、没後50年にあたることから「小津」にまつわる催しが多く企画されている。
円覚寺選佛場では毎日午前８時から午後４時まで「みんなのＯＺＵシアター」が行われる。小津映画の予告編や短編映画「小津画」、今年度の映画予告編招待作品が繰り返し上映される。入退場自由で５００円。
12月１日（日）は「２０１３予告篇コンペティション」が浄智寺で開催される。午後０時30分から５時で２千円。坐禅体験と昨年度のグランプリ「ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳」の本編上映、今年度の予告編招待作品の上映を行い、観客投票も実施する。
12月７日（土）は円覚寺如意庵で「みんなの小津会」を実施。午前11時から午後４時、昼食付で３５００円（20歳以下２千円）。小津監督の墓参りや映画「東京画」の上映が行われる。元小津組プロデューサーの山内静夫氏、作家のロジャー・パルバース氏、小津映画出演女優の司葉子氏を招いてのシンポジウムも。
「ＯＺＵ×ストリートアート」が12月８日（日）に寅堂で催される。２千円。ダンスや書道、ＤＪと小津映画のコラボステージと予告編コンペのグランプリ発表が行われる。
いずれも拝観料別途。収益は福島県南相馬市で開催予定の映画祭に寄付される。チケットは事務局【電話】０４６６・６５・０１２３へ。
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