鎌倉市と市建設業協会(高岸弘晃会長)は3月26日、「災害時における応急対策等の協力に関する協定」を締結し、同日、調印式が市役所で行われた。
これは地震や風水害などの災害が発生、またはその恐れがある場合、市の協力要請に基づいて同協会の会員が建物の解体や廃棄物の撤去、避難所の開設などで協力するというもの。市と同協会では1999年から災害時の協力協定を結んでおり、今回はこれまでの協定を見直し、より状況に即した対応が取れるようにと改めて結ばれた。
松尾崇市長は2月の大雪の際に同協会の協力で迅速な除雪が行われたことに触れ「これまでも皆さんの力で災害時に早期復旧を果たした例があり、このような協定を結ぶことができるのは大変心強い。市民の生命、財産を守るために力を貸してほしい」と挨拶。また高岸会長は「私たち自身の多くが鎌倉市民であり、災害時に力を発揮するのは当然だと考えている。これからも会員一丸となって取り組みたい」と話した。
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