昭和の鎌倉風景たどる 明日から写真展
本紙連載「鎌倉風景around1955」でもおなじみの竹腰眞一さんの写真展が4月26日(土)から8月31日(日)まで、ギャラリーAKI(材木座1の4の5)で開催される。展示時間は午前10時から午後6時まで。毎週月曜日と6月1日、7月11日から13日まで休業。
竹腰眞一さん(1921〜59)は、材木座で酒販店を営むかたわら地元のカメラクラブに所属し、終戦直後から10年以上にわたって鎌倉の風景を撮り続けた。37歳の若さで事故で亡くなり、500点を超える作品も自宅で埋もれていたが、一昨年、息子の吉晃さん(=人物風土記で紹介=)が父の作品を一堂に集めた写真展を行ったところ、懐かしい鎌倉の風景が大きな反響を呼び、昨年に続いて3回目の開催となった。
写真集も完成
写真展の開催に合わせて「竹腰眞一写真集」が完成した。A4サイズ96ページ、税別2200円。
吉晃さんは「歴史的な資料としてはもちろん、約60年前の鎌倉の風景や家族の情景が写し出された写真作品としても楽しんでもらえれば」と話している。
写真展、写真集に関する問い合わせは、同ギャラリー【電話】0467・22・0930へ。
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