関東1都7県の女子選抜チームが参加する「女子学童軟式野球選手権大会」が8月に行われ、神奈川県の選抜チーム「YAMAYURI」(やまゆり)が優勝した。同チームには鎌倉から高梨由彩さん(西鎌倉小)、中澤佳菜恵さん、樋口桃香さん(ともに関谷小)、高橋夏希さん(稲村ヶ崎小)の4人が参加した。
県内各地でのセレクション等を経て、6月に発足したやまゆり。「急造チーム」ながら主将を務めた八重尾華雅さん(戸塚区)を中心にまとまりを見せ、快進撃を続けた。1回戦で葛南フラワーズ(千葉県)を12対5、2回戦で茨城ガールズ(茨城県)を10対2で破り決勝戦に進出。決勝の日光スーパーガールズ(栃木県)戦では、水口寧々投手(相模原市)が相手打線を5回ヒット1本に抑える好投を見せた。初回に5点を先取した打線はその後も効果的に加点し、9対0の快勝で栄冠をつかんだ。
八重尾主将は「優勝旗を持ち帰ることができてほっとした。将来は女子プロ野球選手の主力として活躍したい」と夢を語った。
チーム代表の今村勝也さん(県少年野球連盟学童部理事長)は「優勝は子どもたちの頑張りの結果。今回の経験が今後の人生に必ずプラスになるはず」と活躍を讃えた。
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