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ふれあい鎌倉たより【13】 病の予防は口腔から 取材協力/ふれあい鎌倉ホスピタル
「地域密着の医療」を掲げる御成町のふれあい鎌倉ホスピタルは、市民を対象とした公開医学講座を定期開催している。12月11日(木)は「口腔細菌が及ぼす全身への影響」をテーマに歯科口腔外科の八木正聡医師が講演を行う。
「口の中というのは実はバイ菌だらけで、むし歯や歯周病が他臓器の疾患原因となることもあるんです」と八木医師は語る。人体に悪影響を及ぼす細菌は、歯垢や歯石・むし歯等にも含まれ、これらは歯周組織をすり抜けて血流に紛れ込んでしまうという。「健康体であれば、こういった細菌による疾患や自覚症状は出てこないことがほとんどです。しかし、疲労や加齢など、免疫力が低下すると、心臓や血管の疾患等として身体に現れる危険性が高くなります」と八木医師。「たかが歯のこと口のこと、とないがしろにするのは危険です。少しでも心当たりのある方は、専門機関に相談してみてください」と呼びかけている。
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