東日本大震災から今年で4年。これまで復興支援のボランティア活動に携わった鎌倉市内の個人・団体は50を超える。一昨年からは20以上の団体が連携して「3・11ALL鎌倉実行委員会」を結成し、合同で復興支援イベントを展開。「心をひとつに」をテーマに今年は3月8日(日)、市役所駐車場で開催する。
同実行委に名前を連ねるのは継続的に被災地支援を行う市内のボランティア団体、企業、個人など。以前はそれぞれ別々に支援イベントを開催していたが、「ばらばらでは市民が参加しにくいのでは」といった声があがるようになったという。そこで、「七七支援隊」代表の中里成光さんが声かけを行い、実行委を結成。東北支援の継続と風化防止、鎌倉の防災を考えることを目的に、2013年から市役所駐車場で多様な催しを展開している。
当日は東北グルメ屋台や物産展の「食べて応援、買って支援」と、市民団体の活動報告が行われる「震災を伝える、防災を知る」、東北出身の歌手やバンドによるステージ発表「音楽で感じる東北の力」の3エリアを設定。また今年新たに、子ども向けの防災かるた大会や「中学生防災サミット」も開催する。
実行委の中里さんは「心のケアは4、5年でどうにかなるものではない。継続が重要」と話す。七里ガ浜に地名が似た宮城県七ヶ浜町への支援も4年目に差し掛かり「今後は子どもたちに防災を考える機会を設けたい」と活動の展望を語る。
「心をひとつに」の問合せは【携帯電話】090・5362・1330三澤さんへ。
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