「禅とITで世界の課題に挑む」をテーマに、エンジニアやデザイナーなどIT関係者が集う「禅ハック」が7月4日と5日の2日間、建長寺で開催された。
これはカマコンバレー有限責任事業組合が主催したもので、今回で3回目。クリエイターらが集中的にソフトウェアを開発する手法である「ハッカソン」に、禅寺ならではの規則正しい生活を取り入れて話題となっている。約60人の参加者らは12チームに分かれ、禅を学びながら、課題の「食」に関する新しいプロジェクトの考案に取り組んだ。
最終日の発表会では各チームが、スライドでの解説や寸劇、ロボットの使用といったパフォーマンスを交えて、食の課題を解決するアイデアを披露した。
松尾崇市長ら審査員による審査の結果、野菜の消費者と生産者を結ぶアプリ「輪廻」を考案した「チームいただきました」が最優秀賞を受賞。リーダーの松村安希子さんは「2日間学んだ禅の精神を盛り込んで作ったアプリ。認めてもらえてうれしい」と感想を話した。
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