奉納ライブコンサート「鎌倉音楽祭 鶴舞」が8月30日、鶴岡八幡宮舞殿をステージに行われた。
ライブ冒頭で音楽プロデューサーの武部聡志さんが「この10年、八幡宮の象徴である『大銀杏』の倒木や東日本大震災などがあったが、節目の年を迎えることができた。今年もすばらしい歌声を楽しんでほしい」と挨拶。ステージでは19歳のシンガーソングライター新山詩織さん、藤澤ノリマサさんに続いて華原朋美さんが登場し、代表曲「I'm proud」を披露した。また岩崎宏美さんと「聖母たちのララバイ」をデュエットし、会場を盛り上げた。
デビュー40周年を迎えたという岩崎さんは、スペシャルメドレーを熱唱。ライブ終盤では、鈴木雅之さんが「め組の人」「ランナウエイ」などのヒット曲を歌いあげ、最後は参加アーティスト全員がステージに登場し、大銀杏の再生を願う楽曲「千枚の手のひらを」を観客も交えて合唱した。
「藤澤さんと華原さんの『見上げてごらん夜の星を』に感動して涙が出た。遠くから来た甲斐があった」と仙台から訪れた40代女性。今回で4回目という鎌倉の40代男性は、「それぞれの代表曲をテンポ良く聴かせて、飽きさせない構成。晩夏の楽しみのひとつ」と話していた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|