鎌倉市の高齢化率が2015年9月30日の時点で30%の大台を超え、30・08%となった。鎌倉市はこうした状況を踏まえ、「健康寿命」をキーワードに「健康増進計画」を策定しており、3月末をめどに完成させる予定だ。いつまでも元気に日常生活を送るため、市内で行われている取り組みを紹介する。
30%の大台超える
市健康福祉部市民健康課によると、鎌倉市の高齢化率が15年9月30日の時点で30・08%となった。14年度の全国高齢化率25・3%や神奈川県22・5%と比べると高い水準だ。
こうした状況を受け市では「誰もが健康で幸せに暮らせるまち」を目指して「鎌倉市健康増進計画」を3月末までに取りまとめる。
ロコモティブシンドローム(=運動器症候群)対策などを中心に、「健康寿命」と呼ばれる健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を伸ばすための取り組みが盛り込まれる予定だ。
「歩いて健康に」
市内では様々な団体が健康づくりに取り組んでいる。そのなかのひとつ、「NPO法人鎌倉歩け歩け協会」では、「鎌倉らしい、情緒あるウォークをしよう!」というスローガンのもと、定期的にウォーキングイベントを開催している。
歩くことは全身の筋肉の80%を使う有酸素運動で、脂肪燃焼や気分転換、ストレス解消につながるとされている。季節の移ろいを感じながら、友達が増えると好評だ。
2016年の「歩き始め」が1月9日(土)、開催される。午前8時20分から50分までにJR鎌倉駅西口横浜銀行駐車場に集合。9時出発予定。参加費は同会員無料、一般500円。
コースは「新春鎌倉ご利益めぐり」と題した12キロの行程。鎌倉駅西口から、佐助稲荷―銭洗弁財天―源氏山―鶴岡八幡宮―鎌倉宮―子どもふれあい広場(昼食)―名越切通―本覚寺などを巡り、鎌倉駅で午後2時ごろに解散予定。
問い合わせは同協会事務局【携帯電話】️090・2633・3715へ。
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