株式会社マツヤ(松谷直代表取締役・由比ガ浜2の1の20)と鎌倉警察署(山口光男署長)が3月4日、同署管内で初となる「災害時における緊急交通路妨害車両の排除に関する協定」を締結した。
これは災害時に警察・消防車両が通行する緊急交通路に妨害車両があった際、同社が所有するレッカー車を現場に派遣し、運用するというもの。
今回は由比ガ浜と手広でガソリンスタンドを経営する同社からの申し出で実現した。同社は昨年レッカー車を導入し、サービスを開始。「いざという時に、地域の力になりたい。何かできないか」と鎌倉警察署に打診があったという。
鎌倉警察署の吉田豊明警備課長は「署には重機がなかったため大変ありがたい。過去の災害で妨害車両の問題は何度も見てきているので、心強い」と話した。
緊急交通路指定想定路とは、災害が発生したときに災害対策に従事する車両がスムーズに活動現場に行けるように一般の車両の通行を禁止又は制限する道路のこと。
鎌倉署管内では、国道134号線と主要地方道横浜鎌倉線が、緊急交通路指定想定路に選定されている。
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