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是枝監督『海街』秘話語る 鎌倉朝日の映画会に登場

文化

掲載号:2016年9月9日号

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観客の質問に答える是枝監督
観客の質問に答える是枝監督

 鎌倉朝日新聞社は9月6日、同社が発行するミニコミ紙「鎌倉朝日」が、創刊450号を迎えたことを記念して、鎌倉が舞台となった映画の上映会を鎌倉芸術館で開催した。

 この日は、昨年公開され、日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した『海街diary』を、午前と午後2回にわたって上映。午後の部の後には、是枝裕和監督によるゲストトークも行われた。

 是枝監督は「鎌倉でこのように上映してもらえることはうれしい。撮影中は地元の皆さんにお世話になったので、少しでも恩返しになれば」と挨拶した。

 その後は主人公の4姉妹が住む古い日本家屋が、鎌倉市内に実在すると明かし「スタッフとともに2カ月以上探し回った。ようやくイメージに合う家が見つかった時、これで映画が完成する、という確信が持てた」など、制作にあたっての裏話を披露した。

 また観客との質疑応答では「原作はまだ続いているが続編の予定は」という質問に対し「もし続編の話があるなら、他の監督には撮ってほしくない」と答えて観客を笑わせる一方で「作中の1年間に、4姉妹の過去の余韻と未来への予兆を描きこんだつもりで、自分としては完結している」と話した。

 「カンヌ国際映画祭など海外での評価は」という問いには「カンヌで『時間が直線ではなく、円を描いて最初とは少し違う場所にたどり着いて終わる。その描き方が小津作品に似ている』と言われた。原作のなかにもある、人間だけでなく家や街に流れる大きな時間の捉え方を、深く理解してもらえたと感じた」などと話した。

 同社主催の記念映画会は10日(土)にも鎌倉生涯学習センターで行われ『麦秋』(午前11時から)、『それから』(午後2時20分から)が上映される。詳細は同社【電話】0467・24・8553へ。

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