かまくら桜の会の会長を務める高柳英麿さんによると、終戦間もない1946年4月、鶴岡八幡宮の池のほとりで初めて「かまくら桜まつり」が開催された。終戦直後の開放的な雰囲気と相まって、「地域住民に春の訪れを素直に喜べる幸せと、未来への希望を与えるイベントだった」そうだ。この行事は約10年続き、その後の観光協会発足につながったという。
かつてのように「鎌倉全体が桜で盛り上がるように」と様々な活動をしている同会。そのひとつが「鎌倉桜」の普及だ。この桜は、桐ヶ谷(現在の材木座)が原産で、京都御所にも植えられている。高柳さんは「今年はぜひ、市内にどんな桜が植えられているか見ていただければ」と話している。
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