鎌倉警察署や鎌倉防犯協会による振り込め詐欺防止の啓発キャンペーンが6月15日、鎌倉駅周辺で行われた。
この日は年金支給日ということもあり、銀行やATMのそばで活動を実施。案内を添えたポケットティッシュなどを高齢者に手渡し、注意を呼びかけた。
今回は季節に合わせ、昨年同署で育てたヒマワリからとれた種も用意。5月から県警が呼びかけている、注意すべき電話のキーワードと留守番電話設定による抑止効果をまとめた「サギ撲滅の2本柱」の案内と合わせて配布した。
県・市共に増加
振り込め詐欺や還付金詐欺などの特殊詐欺の被害が、神奈川県下で急増している。今年1月から4月末までの認知状況(速報値)は843件で、前年比246件増(約1・4倍)という。
鎌倉市内での発生件数は今年1月から5月末までで前年比10件増の28件。被害総額は約500万円増の約2600万円。
署員は「詐欺はどの時期が多いという傾向はないが、年金支給後は引き出したお金を手元に持っている方もいるので特に注意してほしい」と呼びかけている。
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