鎌倉市立腰越中学校吹奏楽部が、9月21日(土)によこすか芸術劇場で開かれる「第25回東関東吹奏楽コンクール」中学B部門に出場する。
8月に行われた県大会では昨年に引き続き、部門最高位となる朝日新聞社賞を受賞。これにより9年連続9回目となる東関東への切符を手にした。市内からは唯一の出場。
強さの秘訣は「基礎の徹底」
腰越中吹奏楽部には現在、約50人の部員が所属。2009年に同校に赴任し、現在まで顧問を務めている浅野佳子教諭は、強さの秘訣について「徹底した基礎力と会場に訪れてくれた人への感謝の気持ちにある」と話す。
コンクール当日に演奏するのは、「バレエ組曲 シバの女王ベルキス」(レスピーギ)。25分から30分ほどの原曲を大会用に約7分にアレンジしたもので、技術力はもちろん個々の表現力も問われる。
感謝込め「目指すは金賞」
コンクールまであと20日と迫った9月2日の練習では、トランペットやホルン、フルートなどパート毎に分かれ、一音一音の強弱や他のパートとのバランス、全体の一体感など、細部まで確認。タクトを振る浅野教諭の指導に生徒たちは真剣な表情で応えていた。
浅野教諭は「一人ひとりがどれだけ”個”を表現できるかが鍵。生徒自身が感動できる演奏ができれば結果は後からついてくる。大きな壁をみんなで乗り越えてほしい」とエールを送る。鈴木詩織部長(3年)は「目指すは金賞。これまで支えてくれた家族や地域住民の方々へ感謝の気持ちを伝えられるように持てる力を出し切りたい」と抱負を語った。
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