鎌倉市政に対して鋭い批評を展開する季刊新聞「鎌倉評論」代表の平井嵩さんがこのほど、『侘び寂びの哲学─日本人の哲学を求めて』を国書刊行会から出版した。
平井さんは1937年、香川県生まれ。日本人の精神的基盤や深層を流れる思想について哲学、思想史など幅広い視野からとらえ直し、『日本人の黙示思想』『人類精神史批判』『日本は近代思想をやり直せ』などの著書を発表してきた。
自身4作目となる同作では、茶道などに使われる「侘び寂び」を「単なる様式美ではなく、日本人の叡智を体現した実践的な哲学」として、日本文化研究に新たな切り口を提示している。
価格は2200円(税別)。市内書店で取り扱い中。問い合わせは【電話】03・5970・7421国書刊行会へ。
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