鶴岡八幡宮で9月15日、例大祭が行われた。
『吾妻鏡』に文治3(1187)年に始まったとの記載があるなど、800年以上の歴史を有し同宮で最も重要な祭事とされる同祭。例年は神職のほか氏子や崇敬者、大使館関係者など200人を超える参列者が招かれて盛大に行われるが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、一部関係者のみが参列して行われたほか、鏑流馬神事は中止となった。
また、神幸祭でも密集を避けるために、神輿は人が担ぐのではなく、車両に載せての巡行に。神職が若宮大路沿いの店舗や家屋の前で立ち止まってお祓いを行う、新たな試みも行われた。
若宮大路沿いで電気店を営む廣瀬眞さん(62)は家族や従業員とお祓いを受け「例年だと同じ日に地域のお祭りも行っているが今年は中止になり残念に思っていた。いつもとは違うかたちだが、例大祭が無事に行われたことはうれしい」と話していた。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|