鎌倉市は、無料通信アプリのLINEを活用した「道路損傷等通報システム」の実証実験を10月1日から開始した。
これは、道路に穴が開いている、側溝が壊れているなどの道路等の損傷や破損の状況を気軽に市へ通報できる仕組みとして、ソフトウェア開発会社のGoMA株式会社と共同で開発を進めてきたもの。これまで市民からの通報は、電話で受け付けてきたが、LINEを使うことで手軽になるだけでなく、画像を添えた具体的な情報を担当部署へ届けることができる。
通報するには、アプリで同システムを「友達」に追加し、「車道の補修」や「カーブミラー向きの修正」などの通報の種類を選択。問題箇所の近景と周囲の状況を含めた遠景の画像と位置情報、コメントも添付する。
通報は市が管理する道路や構造物が対象だが、それ以外のものの場合は、市が各管理者へ伝達。市の管轄のものは、情報を基に担当者が確認し、優先度の高いものから順次対応する。
市では、日頃からパトロールも行っているが、道路等の破損についての市民からの通報は、昨年度は約1600件あったといい、「今まで以上に効率的に情報を収集し、対応できると期待している。緊急性のあるものは電話での通報を」と呼びかけている。
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