明治・大正時代に玉縄地域で盛んだったというユリ球根の栽培の歴史を調べ、「再びユリの里に」と普及活動を行う入江麻理子さんら、玉縄ユリ・プロジェクトが12月7日、玉縄小学校で1年生93人と球根の植え付けを行った。
この球根は、活動を通じ、テッポウユリの原産地・沖永良部島から寄せられたもので、ユリ栽培の中心となった角田家の所左衛門が創始者の1人である同校が植え付け場所の1つに選ばれた。
この日は児童や地域住民、プロジェクトメンバーらが参加。児童は、紙芝居で玉縄のユリの歴史や同校とのかかわりを学んだ後、ユリの専門家・永留真雄さんの指導を受けながら、1つひとつ丁寧に球根を花壇やプランターに植えた。
ユリは今後、児童や地域の人で世話をし、来年6月末頃には花が咲く見通しという。
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