大船警察署(鴻巣 龍太郎署長)と大船防犯連合協会(檜山宏会長)は合同で、同署管内の7つの小学校に、犯罪・連れ去り、交通事故、特殊詐欺などへの注意を呼び掛ける冊子やチラシを配布した。新1年生向けのもので、約600セットを用意した。
例年は、交通安全キャンペーンなどのイベント時に配布していたが、新型コロナの影響で開催できないため、今回が初の試み。
両団体は3月29日、関谷小学校(大野真由美校長=当時)を訪れ、イラスト入りで分かりやすい交通安全チェック表や、塗り絵をしながら防犯について学べる冊子を手渡した。
大船警察署生活安全課の古屋敷哲也さんは「管内で特殊詐欺の被害が広がっています。おじいちゃん、おばあちゃんと一緒にチラシを見て、少しでも被害を減らせたら」と話していた。また防犯連合協会の鎌田美香さんは「連れ去りなどの被害に遭わないために、自分を守る力を身につけてくれれば」とした。
大野校長は「日頃から児童たちを見守りいただき、大変感謝している。犯罪や交通事故から児童を守るためには、啓発活動の積み重ねが大切。イベントもできない今、きっかけを作っていただき、とてもありがたい」と感謝の言葉を語った。
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