鎌倉市在住の伊藤槙紀さん(37・CTCひなり株式会社所属)が、24日に開幕する東京パラリンピックの卓球に出場する。2016年のリオデジャネイロに続いて2回目。
伊藤さんは知的障害がある人のカテゴリー「クラス11」にエントリー。25日から女子シングルス予選が行われる。
伊藤さんが卓球を始めたのは鎌倉市立深沢中学校1年生の時。母親の享子さんが勧めたのがきっかけ。才能はすぐに開花し、中学2年で全国大会に出場。4位に入賞し、アジア大会出場を果たした。その後も世界を舞台に、14年には世界選手権クラス11女子団体で優勝、翌15年のスロベニア・オープン女子シングルスで準優勝など輝かしい成績を残している。
前回のリオデジャネイロ・パラリンピックでは、本番1年前に痛めた手首の影響で、5位と悔いの残る結果となった。
現在、女子クラス11の世界ランキングは8位。伊藤さんが通う練習場の一つ「イセハラ卓球」(伊勢原市)の黄木道弘代表は「東京パラリンピックを目指して練習してきたので、良い成績を残せるよう頑張ってほい」とエールを送る。
伊藤さんは「今まで国際大会で戦ってきた選手たちと東京で試合ができるので、ワクワクしています。いっぱい練習をして、予選を突破したいです。皆さん、応援をよろしくお願いします」と話している。
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