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鎌倉 文化

公開日:2021.09.17

守り伝える神宝一堂に
鎌倉国宝館



 鎌倉国宝館(鶴岡八幡宮境内)で、特別展「国宝 鶴岡八幡宮古神宝」が開催されている。9月30日(木)まで。





 同展は鶴岡八幡宮に奉納された「古神宝類」を一同に展観し、同宮や周辺寺院に伝わるゆかりの宝物類を紹介。いずれも国宝の沃懸地杏葉螺鈿太刀拵(いかけじぎょうようらでんたちこしらえ)、朱漆弓など約40点が展示されている。





 写真は「籬菊螺鈿蒔絵(まがききくらでんまきえ)手箱図巻(政子手箱図)=鎌倉国宝館蔵)」。国宝・籬菊螺鈿蒔絵硯箱(鶴岡八幡宮蔵)=展示中=と対をなすと考えられる手箱の記録図。展示の硯箱は源頼朝が自身で同宮に奉納したと伝わる。一方、手箱は現存せず、北条政子の所持品であったとの伝承が残る。





 月曜日休館(20日開館、21日休館)。午前9時〜午後4時30分。一般400円。(問)同館【電話】0467・22・0753

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