認定商品を手に笑顔を見せる鈴木代表
女性が開発に貢献した優れた商品やアイデアを認定する神奈川県の「神奈川なでしこブランド」事業の認定式が２月３日、県庁で行われた。
この事業は、女性の登用や活躍の効果を広く周知し、女性の活躍推進を図ることが目的。今年度は、46件の応募があり、廃棄される花を活用したキャンドルや障害の程度にかかわらない挙式サービスなど、14件が新たに認定された。
佐助の麹スタイル
認定商品の中には、鎌倉の企業の商品も。麹料理の提供や商品販売をする、麹Ｓｔｙｌｅ株式会社の「ｗｉｔｈ Ｒｉｃｅ 麦塩麹」（佐助１の13の１）は、食物繊維たっぷりの麦を使用し、手作りの麹菌と厳選した塩を使い開発。鈴木ひろみ代表は、３児のママでもあり「お米に混ぜて炊くだけ」という手軽さも、忙しい女性を思ってのアイデアだ。「麹の効果は、腸内環境やアレルギー、免疫、ダイエットなど体はもちろん、幸せホルモンともいわれるセロトニンが分泌されているので心にも良い」と話す。商品は店舗とオンラインショップで購入可。
こどもタウンニュースも
県内各地で地域ごとに無料で配布している、株式会社タウンニュース社の小学生向け新聞「こどもタウンニュース」も今回認定された。
「子どもたちに住んでいる地域のことをもっと知ってもらいたい」という思いで、ママ記者が主体となって創刊。鎌倉では２０２０年から「共生社会」「観光」「防災」などのテーマで発行している＝写真。
過去の紙面は、ウェブで閲覧できる。「こどもタウンニュースかまくら」で検索を。
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