鎌倉市は6月、市内の小学生から高校生を対象に実施した「学校・家庭生活に関する調査」の結果を、市ホームページ上に公開した。アンケート形式による調査では、学校や家での困りごとについて回答を得た。家のことで困っていることがあるかとという問いに対しては、小学生7・3%、中学生8・1%、高校生10・4%が「ある」と答えた。
調査は今年1月、市内の公立校に通う小学生4〜6年生と中学生、高校生を対象に、ホームルームの時間や郵送などで実施。小学生2959人、中学生2491人、高校生1122人の計6572人から回答を得た。
困りごとが「ある」と答えた人は、小学生が兄弟や親子関係、中学生は学校の成績、高校生は家族の病気や経済環境についてが多かった。また小学生から高校生のすべてのカテゴリーにおいて、家のことで困っていることが「ある」人は、「ない」人に比べて学校生活でも困りごとを抱えているという結果が出た。
家事や家族の世話を行うヤングケアラーの可能性についても質問を設け、市こども相談課は「今回の調査をもとにハード、ソフト双方からの支援策を検討していきたい」とした。
調査結果は、市ホームページ上のヤングケアラーに関する特設ページに掲載されている。
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