荏柄天神社の「絵筆塚祭」が8・9日に執り行われ、今年も著名な漫画家たち揮毫の約85の「まんが絵行灯」が境内を彩った。
行灯の今年のテーマは「合格」または「絆」。野田佳彦総理や世界一位になった、なでしこジャパン、また福島原発事故など、流行や時事を題材にする作品が多く見られた。揮毫したのは、小山賢太郎氏や、二階堂正宏氏、やなせたかし氏、庵野秀明氏、安野百葉子氏など、名立たるプロの漫画家たち。
同祭は、かっぱの絵を描き続け、同社に「かっぱ筆塚」を建立した漫画家・清水崑氏の遺志を継ぎ、横山隆一氏らの思いで始められた。同祭実行委員会の会長を務める市内在住の小山賢太郎氏は「これだけ漫画家の作品が集まるのはこの絵筆塚祭ならでは」と話す。
現在境内には、かっぱ筆塚に加え、横山氏らが建立した「絵筆塚」もある。
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