鎌倉市は来年4月から、簡素で効率性の高い組織を目指すとして2部11課を削減する。現在、19部96課の組織を17部85課に見直す計画。安全安心のまちづくり体制を充実させることや、地域支援体制の強化もポイントとなっている。
主な変更点は5点。危機管理の強化を目的に、交通安全部門を防災安全部に移す。そうすることで、安全安心まちづくりを一体的に推進するとしている。
鎌倉の世界遺産登録を見据え、新たに文化財部を設ける。文化財課と鎌倉国宝館を所管し、文化財関連の組織を強化する。これにより生涯学習部が廃止となる。
その他にも、地域づくりに関わる行政を一元的に行うために、文化・スポーツ分野の部門を教育委員会から市長部局に移す。
また、地域主権による行政運営の仕組みづくりを目指すとして、市民経済部に地域のつながり推進課を新設。技術系の部署については、意思決定の迅速化と事務の効率化を図るため4部を3部に見直し、スリム化する。
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