昨年6月に行われた「かながわ音楽コンクール」シニアピアノ部門で1位を獲得した。10月にはコンクール上位入賞者による「トップコンサート」(神奈川県立音楽室)に出演。神奈川フィルハーモニー管弦楽団との共演でラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏し、満員の観客から喝采を浴びた。「お客さんも温かく、楽しく弾けました。この貴重な経験を、これからの演奏活動に活かしたい」と話す。
母がピアノ教師だったこともあり、3歳でピアノを始めた。その後、音楽教育の名門、桐朋女子高等学校、桐朋学園大学と進み腕を磨きながら、様々な舞台への出演を続けている。
今年はクラシックの本場ヨーロッパへの留学を目指している。「新しい生活には期待と同じぐらい不安もありますが、ステップアップの年にできたら」。音楽の高みに向け、今年を飛躍の1年とするつもりだ。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|