「鎌倉で本格的なジャズを楽しんで欲しい」と本場アメリカからプロ奏者を呼び、2006年から毎年開催されていた「ニューオリンズジャズフェスティバル」。今年8月にも予定されていたが、出演するバンドのスケジュールが合わなかったことなどから中止を決めた。また主催者の高齢化もあり、イベントそのものも終了するという。主催者の1人の楢原弓子さんは「毎年多くの方にご来場頂き、感謝の気持ちでいっぱいです」と話している。
社協へ「最後」の寄付
主催者である楢原さんと四十八願稔さんは5月15日、フェスティバル開催に向けて積み立てていた資金など20万円を市社会福祉協議会へ寄付した。
同社協の梅澤淑弼会長は「毎回寄付をして下さってありがたい。これだけの金額が集まるのは鎌倉でジャズが愛された証拠」と感謝を述べた。寄付金は、同社協が宮城県南三陸町で行っている支援活動「鎌倉アジサイの苑プロジェクト」に活かされる。
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