2011年に戦争・戦後体験記『戦争と鎌倉・生きてきたを伝える』を発行して以来、市内の戦跡巡りなどを行ってきた年金者組合鎌倉支部がこのほど、「平和大好き実行委員会」を立ち上げ、平和を語り継ぐイベントを企画している。
「これまでの活動で自分たちが住む身近な場所に様々な戦跡があることを知った。このことをもっと多くの人に広めたいと思った」と話すのは実行委メンバーの田口清さん。今年の9月から6人のメンバーが集まり、準備をしてきた。メンバーの1人、鈴木浄枝さんは「戦争を知っている方々の生の声と戦跡に触れることで、平和について改めて考えてほしい。親子での参加も大歓迎です」と呼びかけている。
第1回目の「戦争で体験したこと・鎌倉の戦跡のお話」は12月10日(土)、NPOセンター鎌倉2階(御成町18の10、鎌倉市役所隣)で開催される。午前10時から正午まで。資料代300円で定員40人。
当日は、市内在住で戦中・戦後の生活を知る市民2人と、市中央図書館近代史資料室の平田恵美さんが講演する。
第2回目の「私たちの街にあった戦争を地図に表してみよう」は12月23日(金・祝)、新日本婦人の会鎌倉支部事務所(大船2の12の20、デニーズそば)で開催される。午前10時から午後2時まで。材料費300円。戦跡をマップに書き込むほか、当時の質素なすいとんを作って食べるワークショップも行われる。
第3回目の「戦跡を訪ねるフィールドワーク」は来年3月25日(土)、午前10時から開催される(場所は未定)。実行委の案内で実際に市内の戦跡を歩く。
参加申し込みや問い合わせは【電話】0467・43・0367田口さんまたは【電話】0467・32・2842太田さんへ。
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