身を守る方法「石になる」を体験する子どもたち
園児と保護者に向けた防犯教室が５月11日、モンタナ幼稚園（市内津）で開かれた。
講師を務めたのは、防犯・防災団体「鎌倉ガーディアンズ」の大津定博代表。同園では17年ほど前から、大津さんによる講習を実施している。
園児約１５０人はこの日、不審者に声を掛けられた際に大きな声を上げて逃げる練習を体験。また、無理やり連れて行かれそうになった際の対策として、体を小さく丸めて身を守る「石になる」という手法も繰り返し練習していた。
大津さんはその後、保護者向けの講習も実施した。母親ら約80人を前に、今月新潟で７歳の女児が殺害、死体遺棄された事件に触れ、「我が子を守るポイント」を解説。「子どもは危険と隣り合わせ。警察からの犯罪情報の入手に努め、家庭でも防犯教育を心掛けてほしい」と呼び掛けた。
参加者は「大人の責任として、今後は子どもを一人で行動させないようにしたい」と話していた。
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