市内の小学生からなる20チームが出場した「鎌倉学童春季野球大会」の決勝戦が5月3日、笛田公園野球場で開かれ、七里ガ浜ライトニングスが優勝の栄冠を手にした。今年で創設40年の同チームの優勝は17年ぶり。
「日ごろ、特に積極的な走塁を重視する練習を重ねており、機動力の高さが特徴」(田中章仁監督)というライトニングス。決勝では鎌倉青空ベアーズと対戦した。
1回表、打線の強さに定評があるベアーズに2点を先制されるも、2回裏、キャプテンの桐野晴太くん(小6)の本塁打で同点とした。3回表に1点追加されたが、5回裏の猛攻で一挙4点を獲得し、6―3とリード。しかしその後ベアーズの打線が火を噴き、7回表までに3点を返され6―6の同点に追いつかれた。
「やばいなと思った」と田中監督。選手を集め、「まずしっかりとアウトを取ろう」と鼓舞したという。最終7回裏、立て続けに放った安打でノーアウト2、3塁とすると、仲田和騎くん(小5)のセンター前ヒットで走者が生還。サヨナラ勝ちを飾った。
田中監督は「7月に関東大会県予選に出場する。機動力を生かし、一つでも多く勝利したい」と意気込みを語った。
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